読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

胡麻坦々麺と髪

5年ぶりの坦々麺

先日たまたま昔馴染みに会ったらちょうど昼時だったこともあり、飯に誘われた。

 

胡麻坦々麺を食べようという。

 

胡麻坦々麺といえば、あそこだ。あそこしかない。

この話の都合上、気分を悪くされる方がいるかもしれないから場所の詳細は避けたい。

勝手な憶測による風評被害は望むところではないからだ。

 

僕の中には一つの信念のようなものがあって

テナントで入っている飲食店は少し割高でその分一定のクオリティであまり感動がない

というもの。

 

かなりの偏見があるか、食べログ然り個人店が見直されたこの時代に例えばビルテナントの店で食べるのは、どうしても思考の停止と考えてしまうのだ。

 

ここまで書けばわかるがその胡麻坦々麺はビルテナントの店の名物料理。

僕は2回行ったことがあるが、一度はひき肉の胡麻坦々麺、二度目はかたやきそばを食った。

その時の感想はここにもう来なくていいや、というもの。

 

勿論美味しいのだ。でも昼時は名物の坦々麺で混んでるし、中華屋なので所謂円形テーブルばかりで少人数で行くのは躊躇われる。

 

でも昔馴染みは行こうと言った。

なかなか機会もないし自分の偏見で嫌だというのもあれだし、5年ぶりに行こうと思った。

 

中華屋で席に着くなり昔馴染みは言った。

 

「胡麻坦々麺。エビで大盛り」

 

エビ胡麻坦々麺があることも知らなかったが、そもそも僕は海鮮とつくものがあまり好きでない。

量を増す為に大体イカが入っているからだ。にっくきイカめ。タコと並んで憎い存在である。

だって噛みにくいではないか。味もあんましないし。

 

でも5年ぶりの中華屋である。久しぶりに来たし昔馴染みがわざわざ頼むくらいだから美味いのかもしれぬ。

僕もエビ胡麻坦々麺を食った。

 

超美味い。

胡麻がドロっとしてる。

超美味い。

イカ入ってない!(入っていたのはエビとほうれん草)

 

胡麻坦々麺に恋してる

そんな感動を味わった僕は先週の土日が苦痛となった。

 

また食べたい。

辛いものフリークではないけれど食べたくて仕方ない。

エビがかるーく揚げてあるのも美味い。

スープの下の方に溜まった胡麻も美味い。

食べたくて仕方ない。

 

 

そんなわけで今週は何としても中華屋に行かねばならなくなった。

ただ1人で行くのは憚られる。相席で円形テーブルに1人は辛い。

いや別に食えるけどどうせなら誰かと一緒が良い。

 

普段毎週昼飯を食う友人を誘うと忙しいの一辺倒だった。

普段あれだけ僕に

 

「めし」

 

の一言LINEで今日めし行こうぜという誘いを済ませているあいつが。

 

 

水曜、耐えきれなくなり普段一緒に食わない後輩を誘った。

後輩は快く応じてくれた。

しかし中華屋はめちゃ混みだった。12時を過ぎてオフィスから人があふれ出したのだ。

仕方なくインドカレーを食った。

違うこれじゃない感が凄かった。辛いけど。

 

 

木曜、別の後輩を誘った。

するとメール一本打たねばならぬという。

10分待ってくださいと言われた。時は11時40分、12時前に着きたい。

その時は正直に言うと「(飯前にメールを送ったところで送られた相手も飯食ってるよ!!)」と思った。

しかしこれはあくまで僕の勝手な思いである。飯前に仕事を終わらせて気持ちよく飯を食いたいことだってある。

ただ少しイラついていた。

 

どうせ待つならともう1人の後輩を誘った。

同じようにメールを打つという。12時まで待ってくださいと言われた。

 

10分の待ちが倍に増えてしまった!!

 

 

しかし誘った手前、じゃあいいよとも言えない。たまにはこの後輩の子とも飯を食いたい。

 

もう混んでるだろうなぁと絶望的な気持ちで待った。

だが諦めてはいなかった。

 

 

12時になった。待つ間最初の後輩に如何に坦々麺を食いたいか説いた。

 

3人でエレベーターで降りるとき「外行くからあったかくした方がいいよ」と念のため伝えた。

 

後の後輩が「え!」と言った。

僕は「そんな寒くないよ」とフォローした。

 

 

「私外に食べに行くと次の仕事間に合いません。下で食べます。。」

 

 

ふう。

 

 

「じゃあ下で食べよっか(にこり)」

 

精一杯微笑んだつもりだが目が全く笑っていなかったと思う。

後の後輩は凄く謝ってくれたが、全くこの後輩は悪くない。

坦々麺どころか外に食べに行く事も伝えていなかったのだから。

寧ろ申し訳なさで一杯になっているこの後輩に申し訳なくなった。

 

多分この先輩怒ってるだろうなぁと悟られたと思う。

実に心が狭い。猛省。

 

横を向くと、先ほど僕が坦々麺を切望していることを説いた後輩が複雑そうな顔で何が言いたそうに僕らを見比べていた。

 

おまえ絶対ここで「いいんですか坦々麺行かなくて」とか言うなよ、と強く念じた。

気まずくなるではないか。

 

 

結果、金曜にいつもの友人と食べた。

期待した通り美味かった。

よかったよかった。

 

 

まだ食べたい

...とここで話は終わらない。

土曜、また坦々麺を食べたくなった。

昨日食ったのにどんだけだよ!と思ったが食べたいものは仕方ない。わざわざ職場の駅まで食べに行く事にした。

辛さとは麻薬のようなものだなぁ。

 

それにしてもこのまま坦々麺を食べ続けたらおそろしいことになる。

坦々麺はラーメンの中でもカロリーがぐんと高いのだ。

大学受験時代、勉強のストレスで一時期冷凍の胡麻坦々麺ばかり食べていたらえらいことになった。

 

 

食べログにはお昼は14時までとある。のに13時55分に着いた。部屋の掃除を急にしたくなって普段しないところまでしてしまったのが大きい。

 

閉店間際にも関わらず入れてくれた。優しい。

えび胡麻坦々麺の大盛り、座るなりそう注文した。

 

 

どっと汗が吹き出る。

汗を拭き取る。髪も段々乱れてきた。

ドロリと溜まった胡麻に麺をくぐらせて混ぜていく。

 

僕は出された料理が混ぜることを前提にしていなければ行儀が悪いとか感じてしまう。

カレーをぐちゃぐちゃに混ぜている輩は信じられない。

坦々麺はどうだろうか。混ぜる前提はあるか。

いやどうでもよい。自分から振っておいてなんだがこうした方が美味いのだ。ただ混ぜていく。

 

舌がからい。どんどん汗が出てくる。

ポツリと汗が服に落ちた。坦々麺食っただけでどんだけだよと思ったが気分は実に爽快だった。

そうして混ぜていくうちに麺の間に黒い筋を見つけた。

 

髪の毛である。

 

指で摘むと三センチもない短さ。

しげしげと眺めてから皿脇に寄せると、また汗を流す作業に勤しんだ。

美味い坦々麺の前では些事である。もはや麺もないのに匙で胡麻スープを救う。匙が止まらない。

 

 

満腹になって冷たい水で舌を休める。

 

さて、改めてこの髪の処遇をどうしようか考えた。

別になんでもない、むしろ「お、こんなことってあるんだね」と日常にスパイスを与えてくれたことに感謝したいくらいだ。坦々麺だけにね。やかましいわ。

 

この場合、店員に伝えるかが問題である。だがこれがわかればコックさんが怒られてしまう。

同じ間違いをしないようにあえて指摘する人はいるようだが、それは客の傲慢であると僕は考える。誰にでも間違いはある。

髪を入れずに心がける料理人で世界は溢れているはずだし(僕はそう信じている)、そうでなければ食品を弄んで動画をネットにあげる不埒な輩かである。

 

とはいえ、言わないのもなんだかとも思う。

この気持ちは例えるならば猫がネズミを捕まえ飼い主に見せつける真理に近い。「えっへん、すごいでしょ」と自慢気な顔に対し、飼い主は卒倒というやつ。

見つけたよ!とだけ言いたくなった。

これは無邪気を通り越して悪である。

 

よくよく考えれば事実に対し処理をどうするかは店の方針に依るものであり、コックさんが怒られるかは関係ない。

と言うわけで悩んだ挙句、皿を下げる際に「入ってましたよ、いや大丈夫」と伝えた。

 

 

店員は驚き謝ると即座にマネージャーらしき人間に話に行った。

会計をしようとレジに向かうとマネージャーが平謝りしてきた。

 

「いやほんと大丈夫です」

「ご迷惑をおかけしてしまったので大盛り分は無料にさせて頂きます。会計減らしといて」

「はい」←レジの店員

「いや、そんなつもりじゃないんですけど。。。...どうもありがとうございます」

 

気まずくなってしまった。

値引きはしなくていいのに、なんだかこのやり取りは向こうが引いてもらえないんだろうなとわかったら、為すがままになってしまった。

 

申し訳なくて居心地が悪くなり早々に店を出た。

いかに自分の想像力が欠如していたか、ちゃんとしたお店ならこの程度当たり前なのだ。

そもそも汗で乱れた自分の髪が入ったのではないのか?僕の髪はあんなに短くないと確信していたが頭部の位置によっては短い毛も存在するのだ。

それを店側の責任と取り敢えず言うのはなんとも卑怯ではなかろうか。

 

きっとあの店は店じまいの際にスタッフ一同が集まって

「今日はラーメンに髪の毛が入っており、お客様から苦情が来ました。衛生管理は徹底してください。コックの鈴木さん(仮名)はちゃんとコック帽をしていたのですか!ムキー!みんなも気をつけるように!来週は衛生管理を二重チェックするから!ラーメン担当した鈴木さん(仮名)は1ヶ月おやつ抜きです!」

とマネージャーが檄をいれる。

善良な店員さんたちに対し、僕はそんな余計な仕事を増やしてしまうのだ。

僕の髪かもしれないのに。

 

そもそも値引き分は頑なに断ればよかった。

貰ったことで店側の罪として決めてしまった。

 

「このお店よくくるんで!気まずくなってこれなくなっちゃいますから!」

 

とどうして言えなかったのか。

 

そう思うと実に難しい問題だ。

坦々麺が食いたかっただけなのに。来週から行けるだろうか。いや全然気にせず行くけど。

 

 

取り敢えずこんなに面倒臭いことを考える奴は店員によっぽどムカついたりしてない限りは、黙っていた方が平穏なのだと思う。

 

そんな坦々麺の一週間でした。

 

 

テニスラケットの個人輸入4

テニス 個人輸入

ガット工賃が気になりましたが無料でした。

Head Radical ProにだけX-One Biphase(1.24mm)を張りました。

初心者なのでどのガットがいいかはわかなかったので評判だけで決めました。

 

最後に全体の輸入の流れと費用をまとめたいと思います。

 

輸入の流れ

  • 1日目目: 注文
  • 2〜4日目: 英語メールで2回ほどやり取り
  • 5日目: 発送
  • 7日目: 成田到着
  • 8日目: 配達予定の電話が来たが18時までに帰れなかった為翌日に依頼
  • 9日目: 到着

合計9日かかりました。許容範囲内でした。

最短1週間も可能な気がします。

 

費用

1GBP(143.76円)でかなり高い時の決算になってしまいました。

Babolat Pure Drive Lite Tennis Racket (2014/15)   95.83 GBP each
Head Graphene XT Radical Pro (2015) 124.99 GBP each
Head Youtek Graphene Prestige REV Pro (2014)  103.32 GBP each
グリップテープ5本 14.28 GBP each
ガット     14.10 GBP each
-----------------------
SubTotal: 364.30 GBP
P&P Cost: 35.00 GBP (送料)
Tax: 0.00 GBP
-----------------------
Total: 399.30 GBP 57600

 

またTNTの受け取り時に3300円かかりました。

DT 関税・酒税等 ¥100
VT 輸入消費税・地方消費税・延滞税等 ¥2200
VHF 輸入関税消費税の請求事務手数料 ¥926
THF VHFなどの消費税 ¥74
----------------------
¥3300

 

個人輸入は得か否か

結果で言うと今回の輸入に8331円かかりました。

ラケット3本で割りたいと思います。

HEAD Radical Pro ¥17968 + 2923 = 20891 (最低価格 約¥20700)

HEAD Prestige revpro ¥14853 + 2923 = 17776 (最低価格 ¥19980)

Babolat Pure Drive Lite ¥13776 + 2923 = 16699 (最低価格 ¥17400)

 

 

これ以外にもガット・グリップ共に半額以下になっているので総額でいうとお得、という所でしょうか。

ただ大きな得ではありませんね。

大人数、例えば大学のサークルでみんなで注文など良いかもしれません。

 

あと為替が少し上がった時が決済のタイミングだったのは残念でしたがこんなものかもしれません。

 

結果買ったラケットについては毎日ニヤニヤしているので当人的には問題ないのだと思います。RADICALかっこいいよRADICAL。

f:id:hiroc441:20160810020759j:image

 

想定外の支払ややり取りは発生しましたが許容範囲内だなと思ったら皆さんも是非やってみてください。

 

(終わり)

テニスラケットの個人輸入3

テニス 個人輸入

ラケットを購入する

f:id:hiroc441:20160801001335p:plain

いよいよStringers Worldでラケットの購入を行います。

 

[TENNIS] -> [Racket(Adult)]、欲しいラケットを選択します。

ちなみにアカウントは事前に作っておきます。

日本で登録しサインインするとVAT(付加価値税) 25ポンドが減額した額が表示されるからです。

f:id:hiroc441:20160801001428p:plain

 

日本アカウントと認識されるとこうです。

f:id:hiroc441:20160801001752p:plain

 


ガットをつけるかの確認があります。

f:id:hiroc441:20160801002009p:plain

ガットで表示されるのは以下です。

  • FACTORY STRUNG...工場出荷の場合を指します。これが表示されると勝手にガットを張ってくれます。
  • YOUR STRING OF CHOICE...好きなガットを購入し張ってくれます

他にもこんなのがあります。

  • NO STRING...ガットなし
  • BASIC STRING...500円ほどの安いガットが選択されます。

張り工賃は無料のようです。

Dampenerは振動止め、Overgripはグリップのことです。

注文画面

f:id:hiroc441:20160801002532p:plain

[Calulate delivery]で日本を選択します。£39.9になりました。約¥5000です。

支払方法はPaypalにします。

 

さて、Paypalでの支払いにした場合は為替事務手数料がかかります。

この手数料は意外とかかるらしいので、クレジットカードによる為替手数料だけに抑えた方が金額を抑えられます。

Paypalでの支払いでは[通貨換算オプション]で為替通り、つまりポンドなら円に変えずにポンドでそのまま支払いをする設定にしておけば手数料を払う必要がありません。

Paypalでの詳しい設定はこちらをどうぞ。

www.danna-salary.com

 

問い合わせメールが来た

システムによる自動メールでなく、サイトスタッフから英語メールで確認が入ることがあるようです。
これが嫌な方は個人輸入は勧めませんが自分も英語は大したことないので中高と英語を一応やってきた方は大丈夫だと思います。

自分の場合は希望のガット張り上げを依頼しましたが、「3本ラケットを購入した所システムではどのラケットにガットを張ればいいのかわからないから教えてほしい」という確認でした。

f:id:hiroc441:20160801003054p:plain

ガットを張る、という英語がわからず一瞬困りましたが、
「I ordered 'Head radical pro (2015)' racket with x-one bi-phase.(私はHeadのラケットにx-one ガット付きで注文した)」で乗り切りました。

変に考えず単語だけでも良いと思います。

あと気になったので「他のラケットは工場出荷のガットが張ってあるか」と聞きました。こんなのは余裕があったらでいいと思います。

その後、「工場出荷でガットを張った」「出荷は明日になるけどごめんね」というメールが来ました。全然いいよ。



出荷

TNTという国際宅急便が使われました。
クロネコなどと同じようにTNTでは出荷の足取りを確認できます。
iPhoneアプリも出ていたのでそちらを使いました。

TNT. The People Network

TNT. The People Network

  • TNT. The People Network
  • ビジネス
  • 無料

 アプリで届く日も大体知ることができました。

 

受け取り

日本のTNTから電話が来ました。日本語です。
ちゃんと住所をつけたはずでしたが、「住所がよくわからない」との電話でした。

住所と、折角なので配送希望日と時間を伝えました。
TNTの配送は18時までだそうです。

宅配ボックスでお願いしたかったのですが、今回関税が発生したので直接受け取りでその際に関税の支払って欲しい旨を貰いました。

関税は税関で発生して輸送業者が建て替えている?ので、Paypalでは一括で払えないんですね。


届きました。

ちなみに梱包はこんな感じです。

f:id:hiroc441:20160730103513j:image

f:id:hiroc441:20160730103523j:image
ラケットには薄いプチプチ一枚、ビニールが少しの梱包しかありません。
Babolarはケースだからか中のプチプチもありませんでした。
ただ商品には問題ないようです。

 

f:id:hiroc441:20160730103322j:image

Headのラケット2本です。とても格好良いと思います。
Babolarは会社の後輩のです

 

ガットを頼むつもりがグリップテープを5本注文する謎事態になりました。

深夜に酔っ払ってする注文は危険ですね。

 

次回は諸々の金額やらをお伝えします。

 

(そろそろ終わります)

 

 

 

テニスラケットの個人輸入2

テニス 個人輸入

個人輸入をする場合、日本の通販と違って以下の点に注意する必要があります。

  • 英語
  • 商品が破損、届かなかった場合の対策
  • 為替の変動
  • 送料について
  • 手数料について

コイン 通貨 マネーのフリー素材・無料写真

 

英語について

テニスをされている方であれば、欲しいラケットの名前をそのまま検索キーワードに入れれば購入できてしまうのでほぼ弊害はありません。

ただ英語で問い合わせを受ける可能性はあります。今回実際にありました。

 

商品が破損、届かなかった場合の対策

英語のやり取りに自信がない方は多いと思いますのでこれはテニスに関係なく、輸入をする場合はPaypalを使用することをオススメします。

クレジットカード決済-PayPal(ペイパル)


Paypalは多少の手数料は引かれるものの商品に配達不備があった場合はPaypalに連絡すれば補償してもらえるようです。
ラケットに保証はつかなくても初期不良は回避できる算段というわけです。

為替の変動

円安の場合が個人輸入の必須事項ですが、問題は決済時の為替の瞬間は自分では選べないことです。

これも幸い日単位であればPaypalで解決出来ます。

Paypal決済の場合には、支払日の為替レート(購入した日)を使用するからです。

 

送料について

日本への送料は今回£39.9かかりました。
つまり1回につき¥5000弱かかりますので大量に購入した方がお得です。

 

yahooオークション等の出品者はあえて大量に購入している節があります。そうすれば一本あたりの送料単価は大したものではありません。
自分も一括大量購入を検討しましたが、部屋がそう広くないので止めました。
でもこれでもかというくらいテニスグッズに囲まれた部屋も一度見てみたい気もしますね。

 

友人などと一緒に購入がオススメです。

今回はガットとラケット合わせて3名で購入しました。

なので送料は単純に3分割、1500円程度です。


税金について

輸入をする際注意するのがVAT(付加価値税)と関税です。
VATはEU内で適用されるので日本に送る場合は免税されるので気にしなくて良いです。
Stringers Worldではアカウントを日本にして作成すると自動的にVATが引かれた金額になります。

また関税はテニスラケットにはかかりません。
関税はその国固有の特産品にかかる一方テニスラケットは全世界共通なのでかからないんですね。

 

ただアパレルなどは国別展開があるので関税がかかるようです。
テニスガットは関税がかかります。といっても数百円もかかりません。
ガットもラケットと同じく関税がかからないものと思っていましたが、違ったようです。
ガットは通常3000円のものが1000円だったりと半額以下なのでそれでも十分安いのですけどね。

グリップテープも同じです。

 

ただ、今回は消費税、地方消費税、輸入手数料がかかったのが予想外でした。

これについてはまた詳しく取り上げます。

 

次回は実際に購入してみようと思います。

 

ちなみに欲しいラケットはこちら。

【楽天市場】【マレー使用シリーズ】ヘッド 2016 グラフィン XT ラジカル プロ(310g) 230206(海外正規品)(Head Graphene XT Radical Pro Racket)【2015年11月発売】:テニスショップ アミュゼ

 

HEADのRADICAL2016年モデルです。つまり最新モデルです。

さて最低価格¥21000(送料込み)を下回れるでしょうか。

こちらのお店は保証なしですが十分安いです。こちらで買うのも全然アリでしたが欲しいグリップサイズが購入時に置いてなかったので今回は輸入に頼ります。

 

(続か なくない)

 

 

テニスラケットの個人輸入1

テニス 個人輸入

テニスラケットが欲しくなる

Baby stepの漫画がkindleで1~3巻が無料だったので読み直した。
ちょうど主人公が初心者で自分の実力レベルと同じの頃だったのでなんだかムクムクとテニス熱が再開してきました。単純ですね。

 

ミーハーというのは玄人に嫌われますが、Pokemon GO然り一番お手軽な楽しみ方だと思います。

折角始めるなら楽しめなきゃ仕方ないと思います。
ちなみに自分はHeadブランドが好きなのでグッズを買うのに無常の喜びを感じるのです。

テニスを初めて早三年。ラケットをもっていなかったのでテニス熱もボーナスも出たので、この機会に買うことにしました。
(それまでは全部スクールの貸しラケットを使ってたドケチっぷりでした)


国内でテニスラケットを買う手段

大きく分けて3つあります。

  • 店頭購入(¥25000~35000)
  • ◯:近所で買えば店員さんがアフターフォローしてくれやすい。保証付き
    ☓:値段が定価近い
  • ネット通販(¥15000~25000)
    ◯:結構安い。
    ☓:保証がつかない場合も多々。アフターフォローは遠隔地の可能性が高い。
  • ネットオークション(¥10000~15000)
    ◯:安い
    ☓:新品、美品、中古と入り乱れる。保証はほぼない。

 

自分は家電をよく買うのでメーカー&店舗保証が当然なのですが、テニスラケットはメーカー保証ではなく店舗保証しかないです。

またテニスラケットはガットを張ったりしないといけないので自然と店舗との繋がりは必要です。

この中ではネットオークションが何故一番安いかというと出品者の大半は中古、もしくは新品のラケットを海外から個人輸入してるからです。
つまり第四の選択肢、個人輸入があるのです。

  • 個人輸入(¥12000~19000)
    ◯:確実に新品を定価の半額以下で購入可能。
    ☓:保証はつかない。英語でメールのやり取りをする場合がある。


保証はつかないにしても新品が欲しかったので個人輸入にしました。
何よりガット/グリップも日本の定価の半額というのが大きかったと思います。
海外のテニス商品の相場は日本の半額程度なので、何故日本だけ孤立した価格なのか謎です。
調べた所、世界相場と同じなのはテニスボールだけでした。
あとウェアやバッグは定価はそう変わらないのですが、大胆にセールする商品が多くあるので日本よりお得な場合があります。


テニス商品の海外サイト

よく取り上げられるのは以下のサイトです。

www.tennis-warehouse.com

これは多くの先人が購入されていることで有名なので、多少困っても情報があるので安心です。

あと並行輸入品を取り扱うお店もあります。ラケット1本程度なら送料を考えるとこちらの方が良いですね。

ただ取り扱い点数はあまり多くありません。

http://www.ytennis.com

 

ただ今回はイギリスのEU脱退(2016年7月?)を受けて英ポンド安でしたので、イギリスのサイトを使用しました。

www.stringersworld.com


通常の英ポンドだとかなり割高なので日本の通販とあまり変わらず、送料がつく分損すると思います。

ちなみに参考にしたソースはこちらです。

awakening2tennis.blog.fc2.com

 


次回は実際に購入してみようと思います。

 

(続く)

 

(僕独8) 帰れるかもしれない 〜All's Well That Ends Well.〜

僕独

もう十分かもしれない

スイス到着3日目は昼まで軽くスキーをして過ごした。これで今回の旅は終わることにした。

あとはスイス バーゼルへ戻り、夜には寝台列車に乗ればドイツを越えてアムステルダムに到着する。

バーゼルへ移動。

f:id:hiroc441:20160731202011j:plain

 

グリンデルワルドに来て本当に良かった。また来たい。またくたくたになるまでスキーをしたい。

 

バーゼル到着。

f:id:hiroc441:20160731202121j:plain

余裕を持ったとはいえ夜まで時間があるので折角なのでバーゼルで観光することにした。

バーゼルはただアムステルダムに乗り換えの為だけに来たのだがちょっとわくわくしていた。

というのもここはなんと歩いてフランス、ドイツにいけてしまう国境付近の街なのだ。北に大きな河が流れており河を挟んでフランス、ドイツに橋で渡れたりしてしまうというわけだ。

 

こんなお手軽に国を渡れる感覚は日本にはないのでわくわくしてしまった。

 

まずは三カ国の中心へ。バーゼル側から河の中心まで細長く道が続いており、行き止まりにちょうど三国の中心の柱が立っている。河の真ん中でいきどまりなので実際はここからお手軽にドイツに行ったり、フランスに行ったりはできないらしい。

f:id:hiroc441:20160731202252j:plain

なので柱の周りをくるっと周ることでドイツ・フランス・スイス一周ができてしまうというわけ。5秒で周れてお手軽だ。だが周辺に何もないのでつまらない。つまらないが妙に感動があった。

f:id:hiroc441:20160731202220j:plain

 

ドイツへ行こう

次に行きたかったドイツへ。この旅の目的の一つ、『ドイツでビールとソーセージを食べる』を叶えるためだ。

f:id:hiroc441:20160731202913j:plain

歩いてドイツに行く。特に止められず素通りした。

f:id:hiroc441:20160731202727j:plain

ドイツに着いたものの街の雰囲気はバーゼルとあまり変わらなかった。

そこらのカフェでとりあえず目的のビールとソーセージを頼み満足。

デパートに足を運びおもちゃ売り場を物色。

f:id:hiroc441:20160731202624j:plain

なぜそんなことをするかというと、ドイツはボードゲームやカードゲームが盛んなおもちゃ大国ということを知っていたからだ。独創的なカードゲームがいろいろ作られている。最近流行っているゴキブリポーカーや人狼ゲームもドイツ発。お土産にMonopolyのカードゲームを1セット買った。

 

ドイツを2時間ほど堪能し橋をわたってフランスへ。

f:id:hiroc441:20160731203204j:plain

フランスは逆に住宅地ばかりで何もなかった。ワインがどうしても買いたかったのだが全く見つからず、日が暮れてからようやくスーパーを見つけワインを購入できた。

正直なんの意味もない行為だが適当に1000円で買ったワインが日本で3000円だったのでまあ得だった。ここでは水のようにワインを飲む分、本当に安い。

 

アムステルダムに戻ろう

f:id:hiroc441:20160731204026p:plain

そろそろバーゼルに戻らないといけないが腹が減った。

日本では生肉のタルタルステーキはめったに食べられないので駅舎内で適当に入ったバーでタルタルステーキを注文。

f:id:hiroc441:20160731203712j:plain

ゆっけが載った生肉なのだがこれがトロッとしていて日本人好み。

予想通り美味かった。

 

ドイツ・フランスとお土産を買ったので、最後にスイス土産にVictrinoxのナイフが欲しくなった。昼に一旦覗いた店に行くと閉店準備をしていた。

扉を叩くと若いお姉さんが『帰って』と手振りする。

 

「I will go back Japan today!!」

 

僕強い。必死の叫び。

このくらいではもうへこたれなくなっていた。

お姉さんは悩みながらもため息をつきながら入れて買わせてくれた。迷惑な行為だけど言うだけ言うのが大事だなと改めて学んだ。

f:id:hiroc441:20160731204304j:plain

 寝台列車に乗り込むとスペインとは違いコンパートメントでティーンエイジャーの女の子達が数人キャッキャしながら乗り込んできた。僕を見て迷惑そうな目になる。

居心地が悪くなってきたのでウインドブレーカーを頭から被り寝た。余計に怪しかったと思う。

 

日本に帰ろう

アムステルダムでは何事もなくスキポール空港へ。

モスクワ行きの飛行機の隣は日本人女性だったがやけに肩などを自分から離すので、寝台列車の件もあった分傷ついたのだが、モスクワに入ってからトイレに入ると理由がわかった。

顔が日焼けでボロボロになっていたのだ、皮がサングラスのあとでくっきりと剥がれかかっており、ひと目見たらミイラだ。道理で出国の際あんなにジロジロ見られたと思った。

 

成田に向かう飛行機の途中、今回の旅を振り返ったら全てが鮮明だったことに驚いた。忘れた瞬間がまったくないのだ。そして情けないアムステルダムから笑顔になれたパリ、喧嘩したスペイン、一人で行くと決めたロンドン、出会いがあったスイス、どれも忘れようがなかった。

この旅で自分もだいぶ図太くなったなと思う。元々が心配性なコミュ障だったので、人間的成長ってこういうものかもしれない。実際社会人になってから役に立っている気がする。スイスでスキーをした話もずっと自慢してる。

 

一歩踏み出さないとやっぱり変わらないんだなと思った。

しかし、安堵のあまり頭がくらくらした。本当に移動ばかりだったし、旅の5割は移動していたイメージだ。

電車にはこれでもかというくらい乗ったが、ゆったりした覚えはない。目的を結果的に果たしたのか怪しいところだ。

 

とはいえ、

 

成田には無事着いた。心配していた親も迎えに来てくれた。

 

部屋の椅子にどっかり座って大きくため息。

 

 

 

 

「...生きて帰ってこれて良かった」

 

 

夜は醤油を舐めた。夢でも電車に乗っていた。

 

 

(やっと終わった)

 

(僕独7) 旅っぽくなったかもしれない〜The devil is not so black as he is painted.〜

僕独

スイスに行こう

当初の予定の後半のスキーについては何も計画が立てていなかった。

 

インターネットでスイスのスキー場を調べると、日本人観光客がよく行く場所があるという。その名もグリンデルワルド。アイガーと呼ばれるマッターホルン北壁同様にスイスを代表するさん大北壁が目の前にある街だ。

日本語観光案内所があるらしく日本人がよく訪れるらしい。これなら海外慣れしていない自分でも何とかなるかもしれない。

 

Skypeで観光案内所に電話をして当日スキーできるかや宿泊について質問した。最初にスイス語が出てきたらどうしようかと思ったか日本語で「はい、グリンデルワルド観光案内所です」と出たのでホッとした。

ユースホステルの予約も済ませ、ホテルの近くの駅窓口でグリンデルワルドまでの切符を購入する。何度も列車移動してわかったのは経路がわからない場合はさっさと窓口に聞いてしまうことだ。無愛想なりいろんな対応があるが乗り換えまで詳しく教えてくれる。

グリンデルワルドに行くまでは3回ほど乗り換えなくてはならなかったが、でっぷり太った駅員が優しく教えてくれた。

f:id:hiroc441:20160731193614p:plain

 

先輩にこれまでの礼と別れを告げ、まずはロンドン駅からパリ北駅へ移動する。イギリスとフランスの間の海は海底トンネルで繋がれているので飛行機に乗らずとも電車移動が可能なのだ。すごいとは思いませんか。

 

旅の不安はもう少なくなったのでぐっすり眠れた。途中隣に座った男性がにこやかに、どこを旅してるのか聞いてきた。オランダ、フランス、スペイン、イギリスと周ってこれからスイスに行ってスキーをするんだ、と得意げに答えると驚きながらナイスと言ってくれた。パリ北駅につくとHave a nice day、you tooとお互いに言い交わし別れた。

 

ああ!なんか旅っぽいよこれ!いい感じじゃない!こういう外国人との触れ合いに超憧れてた。

 

13時頃、パリ北駅でバゲットサンドを購入。フランスもイギリスもバゲットサンドが駅の売店でよく売られてる。一緒に果物も売っているのでなんだかオシャレだ。バゲットなので一本が一本が大きいのだが女性も平気で買っていく。こういうのが日本にあったらいいのにな。

 

f:id:hiroc441:20160920001420j:plain

さて、この後何回か乗り換えをし夜8時頃にグリンデルワルドに到着した。

グリンデルワルドはアイガーがあるだけあってかなり寒かった。ただ道路には雪にはほとんどなく、雪の多くは山にあった。

街というより村で駅もローカルな感じだった。山中の街だけあって街灯はあるもののかなり暗かった。

観光案内所は当然のごとく閉まっていた。明日向かおう。

 

f:id:hiroc441:20160731194556j:plain

ユースホステルにはすぐ辿りつけた。最初の村という印象はあながち間違っておらず主要な場所は東京ドームほどもないイメージだ。

ユースホステルというと男女別のドミトリースタイル(相部屋)が基本だが、部屋に入ると何故か滅茶苦茶背が高いエヴェンゲリオンみたいなおばさんがいた。190くらいありそうだ。

ちょっとビビったが別に風呂も一緒でないし、おばさんなのでまあ海外なんてそんなもんかと思ってすぐにスルーした。だいぶ物事に耐性がついてきた。

二段ベッドが2つに普通のベッドが2つ、つまり6人部屋だった。部屋にはおばさんしかいなかったが、他にも3つほど荷物がある。どこかに行っているらしい。

f:id:hiroc441:20160731194653j:plain

ひとまず外に出て夕飯を食べた。カツレツと日本語で書いてあったのには驚いた。ポテトとカツレツと奮発してワインを飲んだ所3000円もした。スイスは物価が高いことを実感した。

よく海外では味噌汁や米が食べたくなるというが自分は全くそれを思わなかったので案外海外も向いているかもなと思った。パンでも肉でも何度続いても全然平気だ。もし海外で暮らし始めたら悩み始めるのは食な気がする。そういう意味ではいけるじゃんおれ!と思った。

ただ何故か醤油を舐めたいと思った。別に醤油が好きなわけではないのに。そこは日本人たる所以なのかもしれない。

 

夕飯を終えシャワールームで汗を流し、リラックスしながら部屋に入る。

 

ティーンエイジャーのスイスっ子3人が爆笑しながら、爆音で音楽を流していた。

 

 扉を閉める。

 

待って、落ち着くのよ、かわいいものじゃない。日本で言えばただの高校生が爆音で音楽流して部屋にいたらと思えばいいじゃない、それだったら、それだったら、怖いわ。

 

深呼吸してもう一度部屋に入る。今度は爆音が蚊の音かと思うくらい下げて、僕を見てひそひそ言っている。

事前にネットで確認していたのだがスイスは日本となんとなく文化が違うらしい。治安も日本と同じくらいよく、我関せずというか空気を読む感じがちょっとあるらしい。そんなわけでビビりながら彼らにそこはかとなく親近感を持ってしまった。

 

f:id:hiroc441:20160731194838j:plain

翌日は眩しいくらいな快晴でアイガーの壁は雪で輝いていた。起きるとスイスっ子達はもうスキーにでかけてしまっていた。

f:id:hiroc441:20160731194925j:plain

ユースホステルだったが朝食付きにしたので、ブルーベリージャムをヨーグルトにいれたものと、チーズとジャムをたっぷりつけたパンを堪能した。酪農大国だけあって美味い。

なんだか優雅な気持ちになってきた。最初のオランダが嘘みたいだ。

 

スキーをしよう

日本語観光案内所に行くと普通に日本人の方が出てきて、スキーがしたいことを伝えると親切にどこでウェアのレンタルができるか教えてくれた。リフト券は案内所で購入できた。

 

ウェアとスキー板を借りにいくと慣れた対応でサイズを測ってくれた。よくみるとグリンデルワルドのあちこちに日本語があるのだ。相当日本人観光客が多いことがわかる。

 

ここで一つ問題が起きたのだがクレジットカードが使えなくなった。複数の国をまたぐ時はクレジットカードは本当に便利でいちいち両替をしなくて済むのは助かった。5カ国を跨ぐとなるともちろんその国ごとの両替は多少はするが頻繁にしなく良いからだ。

仕方なく現金を使ったが理由はどうやら限度額を超えてしまったかららしい。元々学生カードで限度額は20万程度しかないのだが、この旅では既にそれだけ使ったことになる。

 

航空券を合わせると40万以上使っている。今回のお金の大半は親に借りたのだがこれには今でも感謝している。社会人になってからもボーナスが入る度に少しずつ返している。

 

リフトまで歩いたがこの道程が坂道なので結構キツい。板を抱えながら歩くとじっとり汗をかいた。その横を悠々とリフト行きの路線バスが通りすぎてアンニュイな気持ちになった。

 

f:id:hiroc441:20160731200302j:plain

ゴンドラに乗り込み15分ほどかけて中腹まで移動。ここから様々なスキーリフトに乗ることになる。着いて目に見えたのは文字通り白銀に輝く世界だった。

f:id:hiroc441:20160731200319j:plain

日本のスキー場はどこも混んでいるし、いかにもコースといった所が続いている。雪質も吹雪かなければ滑りづらいし、天気が良いとアイスバーンがほとんどだ。

僕が当初の予定からスキーを組み込んだのは何か旅をした後に他の人が中々しない経験をしたかったからだ。

海外でスキーって響きに憧れてた。その憧れがここにある。日本のようなあからさまなコースではなく大自然を滑るのだという感覚。最早どこまでが滑っていいところなのかわからないくらいだ。それだけに圧倒的な広さだった。

f:id:hiroc441:20160731200414j:plain

スキーは元々小学生の頃からやっていて日本の上級者コースもおぼつかないながらも滑れる腕前だったので多少の自信があった。これは凄い経験になる、その確信をくれるほどアイガーの山々は眩しかった。

 

さて、雪質やコースについて伝えたが海外のスキーが日本と違う所をお伝えしたい。

まず滑走距離、これがとてつもなく長い。まだ終わらないの?というくらい長いので足がつかれるくらいだ。100m置きに救難小屋があることを言えばその広大さを伝えられるだろうか。つまり遭難したらそれだけやばいくらいに広いのだ。

 

f:id:hiroc441:20160731200752j:plain

そして標高が高すぎるせいかわからないが物凄く暑い。雲という雲がなくゴーグルやサングラスがなければ目が焼けてしまう。それもあってびっくりするくらい汗をかいてまた喉が乾くことがしばしばあった。日本のスキー場でカラカラになるほど喉が渇いたことがないのでぜいぜい言いながら水を買った時の旨さは格別だった。 

f:id:hiroc441:20160731200811j:plain

スキーヤー達も外で昼ごはんを食べているのが普通だった、それくらい暖かく暑い。

(ハンモックチェアーに揺られながらアイガーの山々をのんびり眺めて休憩)

 

f:id:hiroc441:20160731200528j:plain

危機管理やウインタースポーツの意識も違った。まずスノボーダーはほとんどいなかった。これは海外だと珍しくないのだがある意味当然とも言える。これだけ広大なスキー場だといちいちプロテクターをはずさないといけないボードだと移動がとてつもなく大変になる。板をいちいち外さず移動しやすいスキーになるのも当然と言える。僕はスキーもボードも両方滑れるが個人的には滑っている時もスキーの方が安全な気がする。小回りがきくぶん障害物も色々と対処しやすいのだ。

 また帽子をつけている人も一人もおらず皆がヘルメットだった。それだけ危険があるスポーツなのだと実感したが、そりゃこんだけ広くてスピードを出してガンガン滑ってたら必要になるのも当然である。ちなみに僕はゴーグルは持参できなかったのでサングラスで滑っていたがサングラスも1割り程度で皆がゴーグルだった。これもまぁ当然といえば当然である。

 

そして小学生くらいのスイスっ子達の滑りが早いこと早いこと。僕はそもそも滑りが早い方ではないのだが10人くらいの子どもたちに立て続けに抜かされたときは流石に悔しくなった。

10分ほど追いかけたが追いつけなかった。10分猛スピードで滑ってふもとに着かない広さにもびっくりだが。

 

f:id:hiroc441:20160731200543j:plain

とにかく楽しかった。

 

旅の出逢いをしよう

f:id:hiroc441:20160731200952j:plain

ユースホステルに戻ると日本人の旅行者がいた。

聞くと大学2年生の娘さんとお母さん二人で旅行中だという。

 

これまでのお互いの旅の話をしながら談笑した。二人も英語もできないながらもお母さんの肝っ玉の太さで色々乗り越えてきたらしい。こういう旅もいいかもしれないなと思った。

話のお礼ではないが持っていた芋けんぴをあげた。僕の母に持たされたものだが正直食べる場面が全くなかったので女性二人にあげたほうが有意義だと思った。

実際大いに喜んでくれてお返しにお菓子を大量にくれそうになったので丁重にお断りした。これ以上荷物を増やしたくないのもあったし...。代わりにあめ玉をいくつか貰った。なんだか親戚のおばちゃんと話てる気分になった。

f:id:hiroc441:20160731201054j:plain(夕飯はチーズフォンデュ。味がない)

 

二人はスキーはせずにアイガー頂上のフィルスト展望台に行くという。これはリフト券だけではいけず、往復料金だけで7,8000円もしたので自分は諦めたのだった。ちなみに二人には翌日スキーの途中でたまたま出会った。アイガーの山々を登るにはゴンドラ以外にも列車の手段があるので途中までフィルスト展望台行きの列車で登ったのだった。

f:id:hiroc441:20160731201414j:plain

にこやかに談笑途中に車掌がおまえ金払ってないだろ、あとで払えよと言われてびっくりして途中のスキーコース頂上駅で急いで二人に別れを告げて降りて逃げた。結果をいうと車掌は展望台に行くと思い込んで料金をはらえと言っていたのだが、慌てたあまり停車駅のレストハウスの奥に逃げ込んでしまった。くつろいでた人が何事かと見ていたので恥ずかしかった。

 

またユースホステルではもう一人忘れられない出会いがあった。二日目から泊まり始めたスイス人である。

 

彼の名前はセント~なんたらと確か15文字以上もありやたらと長く、短く何と呼べばいいと聞くとそのまま呼べと言ってきた。じゃあ代わりに僕はヒロでいい、ショートだろ?とドヤっというと二人で爆笑した。

彼は陽気な40代くらいの男性でにこやかにかなりの勢いで僕に話しかけてきた。どこから来たんだ、ここで何をしているんだい、とか。

 

なぜこの彼が忘れられないかというとグリンデルワルドに来たのが自分の死に場所を見つけるためだと言い出したからだ。

驚いた僕に彼は続けた。僕はこれまでいろんな国や場所で仕事とかいろんな人にあってきた、でもやっぱり腰を落ち着けて故郷と呼べる場所をつくりたい。そしてそこで死ぬまで暮らしたい、そんな安住の土地を探しているんだ、そんなことを言ったのだ。

 

自分が将来死にたい場所なんて考えたことがなかった。自分はいずれただのたれ死ぬんだろう、でもその時は少ない夢をいくつか叶えられたらいい、そして病院のベッドで苦しみながら死ぬと思っていた。でもちゃんと終わりを考えながら生きる人がいる、自分の人生でそんな人は初めてだったので衝撃だった。

僕もあなたのようになりたいと拙い英語でいうと彼はおどけながらも真面目に僕のような人生はやめた方がいいよ、と言った。あるときは清掃員、あるときはベビーシッターをやったりした。ベビーシッターをやったときは僕は何もしてないのに急に赤ちゃんが死んだ、すると家族に本当にピーナッツを投げつけられて逃げてきた。決していい人生だったわけじゃない。奥さんもいたけどもう逃げられたし、家はスイスにあるけど半年以上もどってない。だからちゃんとこのグリンデルワルドが僕が住むにいい街だったか見てるんだよ、と。

 

この街には1周間ほど見て回るという。違ったらまた移動する。それで十分なのだそうだ。これを3年も繰り返してるらしい。

スナフキンか」と心のなかで軽くツッコミながら握手をして終わった。すごい出会いだった。ただ彼の話はとてつもなく長く1時間以上話し込んでしまった。半分以上の彼の英語がわからないのに話し込んだとはこれ如何に。

 

ちなみにその夜、同じ部屋のおばさんはこれでもかというくらい隣のベッドのセントおじさんに話しかけられてた。うんうん、とかったるそうに返してた。

 

気持ちはわかる。うるさいのだ。

 

しかし旅で一期一会の出会いがあるというのはやはり嬉しかった。

 

(続けー)